寒地水圏研究グループの様子
2019年度寒地土木研究所一般公開開催報告
キャッチフレーズ:【時代をつくる土木のちから】
寒地河川チーム&水環境保全チーム

寒地河川チームと水環境保全チームでは、合同で「河川環境と災害」をテーマに、川の蛇行復元模型、内水氾濫模型、河川氷閉塞模型、破堤模型などを使って研究内容を説明するとともに、実際に各種の模型に触れていただき、水の働きを実感して頂きました。

河川で起きる水の威力に来場者からは驚きの声が上がっていたり、実験棟に並べられた様々な模型を囲んで、研究員の説明に興味深く聞き入っていました。

川の蛇行復元模型を使って説明をする様子 模型を見ながら小学生に川の流れについて説明する様子
洪水により堤防が破壊される様子を再現する様子を模型で学ぶ子供達の様子 研究員から説明を聞く子供達の様子
寒冷沿岸域チーム

寒冷沿岸域チームでは、「波と流水にふれてみよう!」をテーマに、流氷に触れてみる体験のほか津波を学ぶことができる体験や、防波堤ができるまでを再現した模型の展示を行いました。

長さ28mの大型平面水槽では津波を再現し、津波の発生する様子を間近で見て頂きました。

津波を再現する大型平面水槽での実演を見学する子供達の様子 流氷がある海岸での津波を模型を使って学ぶ見学者の様子
水産土木チーム

水産土木チームでは、「さわって・見て・学ぼう『北の海の生きものたち!!』」をテーマに、「海の生きものたちとあそぼう」という体験コーナーや生きものの顕微鏡観察、任意波形振動流発生装置の公開などを行いました。

海の生きものたちと遊べるコーナーは、普段あまり触れることのない、生きているナマコやウニ、ホタテなどに直接触れる体験をしていただき、特に子ども達に好評を博しました。

ウニを触る子供達の様子 顕微鏡で生き物観察をする子供達の様子