寒地基礎技術研究グループの様子
2019年度寒地土木研究所一般公開開催報告
キャッチフレーズ:【時代をつくる土木のちから】
寒地構造チーム

寒地構造チームでは、「安心・安全を未来へ~暮らしを支える道路構造物~」をテーマに、輪荷重走行試験機展示、発砲スチロールの橋の組み立てや落石の衝突実験などを行いました。

落石の衝突実験では、皆さん模型を通して体験し、目の前で起きる現象を興味深く見入っていました。

研究員から輪荷重走行試験機の説明を聞く学生グループ 落石の衝突実験を体験する見学者
寒地地盤チーム

寒地地盤チームでは、「地盤のこと知りたい♪液状化のこと知りたい♪」をテーマに、昨年の北海道胆振東部地震で実際に発生した液状化についての紹介のほか、地盤調査試験機・遠心力載荷試験装置などの展示を行いました。

液状化模型実験の模型を使ったデモンストレーションや、モデル体験を通して発生メカニズムを実感してもらいました。

液状化模型を使って液状化の仕組みを学ぶ見学者 様々な性質の土を実際に触って違いを確かめる子供達
防災地質チーム

防災地質チームでは「石を知る」をテーマに、岩石標本の展示・石にお絵かきする体験や鉱物拾いなどを行いました。

体験では破砕して小片にした岩石からきらきらした石英を取り出す体験の他、砂場で地形図を作る体験、毎年子どもたちに大人気の石にお絵かきするコーナーが賑わっていました。

石のお絵描き体験で遊ぶ子供達 ARで進化した砂場で遊ぶ子供達。砂を動かして作った地形の高低差をもとにプロジェクションマッピングで映像を投影します。