新技術セミナーin札幌 開催報告
令和6年12月5日(木曜日)、札幌市中央区の共済ビルにて「土研 新技術セミナー in 札幌」を開催しました。
本セミナーでは、「大規模地震からの学びと今後の対策」をテーマに5講演を行いました。特別講演では、札幌開発建設部長 桑島正樹氏から「令和6年能登半島地震における災害対応と北海道開発局の防災・災害対策業務について」と題しお話いただいたほか、当研究所からは令和6年能登半島地震への対応に関する土木研究所活動報告、技術講演では、災害対応・災害対策を課題とした3件の研究についてご紹介しました。
セミナー後のアンケートでは、特別講演と土木研究所活動報告について、「実体験に基づいた災害対応の実際と技術、成果や課題に関する話が興味深く、シミュレーションとして勉強になった」、「最新の動向や技術的課題を把握できた」などのご感想をいただきました。また、技術講演については、「積雪寒冷地特有の冬期間に発生が想定される災害の特殊性が確認できた」、「寒冷地では、通常の災害以外にも課題がたくさんあるという事を学べた」などのご感想をいただきました。本セミナーを通して、災害対応や防災に関する当研究所の取り組みへの理解や、災害対策への関心を高めて頂けいただけたら幸いです。ご参加の皆様、ならびに、このセミナーの開催にご協力いただきました皆様に改めてお礼申し上げます。
セミナー会場の様子
特別講演を行う 札幌開発建設部 桑島部長
土木研究所報告を行う 久保理事
寒冷沿岸域チーム 木岡総括主任研究員
水利基盤チーム 大久保上席研究員
寒地機械技術チーム 片野上席研究員
本講演会の詳細は、下記リンク先のイベント情報ページをご覧ください。
- イベント名
- 土研 新技術セミナー in 札幌
- 開催日時
- 令和6年(2024年)12月5日(木曜日) 13時30分~17時00分
- 会場
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共済ビル6階 共済ホール
〒060-0004 札幌市中央区北4条西1丁目
- 特別講演
- 令和6年能登半島地震における災害対応と北海道開発局の防災・災害対策業務について
国土交通省北海道開発局 札幌開発建設部 部長 桑島 正樹 氏
- 土木研究所活動報告
- 令和6年能登半島地震における土木研究所の取り組み
国立研究開発法人土木研究所 理事(併)CAESARセンター長 久保 和幸
- 技術講演
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- 積雪寒冷地特有の津波災害に関する研究と防災・減災の課題について
寒冷沿岸域チーム 総括主任研究員 木岡 信治 - 大規模地震時における農業用管水路の被害発生要因となる地震時動水圧の実態解明
水利基盤チーム 上席研究員 大久保 天 - 大規模地震発生後の道路除雪の課題について
寒地機械技術チーム 上席研究員 片野 浩司
- 積雪寒冷地特有の津波災害に関する研究と防災・減災の課題について
- 受講証明書の発行について
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一般社団法人 建設コンサルタンツ協会認定CPD(認定番号:202410290004、3.00単位)
一般社団法人 全国土木施工管理技士会連合会認定CPDS(プログラム番号:933725、形態コード101-1 3ユニット、101-2:1ユニット)
- 主催
- 国立研究開発法人 土木研究所
- 後援
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国土交通省 北海道開発局
北海道
札幌市
一般社団法人建設コンサルタンツ協会 北海道支部
一般社団法人日本建設業連合会 北海道支部