第38回寒地土木研究所講演会 開催報告
令和6年11月15日(金曜日)、札幌市のかでる2・7にて「第38回寒地土木研究所講演会」を開催しました。当日は、札幌市内のコンサルタントや建設業を中心に、339名の参加がありました。
寒地土木研究所講演会は、積雪寒冷地における土木技術の研究開発及び成果等についてより多くの方々に紹介することを目的に毎年開催しています。基調講演では、前国土交通省北海道局長であります北海道大学創成研究機構客員教授の橋本幸氏から、「第9期北海道総合開発計画と寒地土木研究」と題してお話いただきました。また、一般講演では、第9期北海道総合開発計画を踏まえたこれからの研究課題や最新の研究成果について4つの講演を行いました。講演後のアンケートでは、基調講演での北海道総合開発計画のこれまでの経緯についての時代的背景を踏まえたご説明や、第9期計画策定における調査・分析とエビデンスをベースとした目標の決定過程の解説に、「過去からの経緯が解り大変有意義だった」「必要性について説得力を持たせて主張するという話題に感銘した」などのご感想をいただきました。そのほか、お寄せいただいたご意見・ご要望は、今後の開催の参考にさせていただきます。ご来場の皆様、ならびに、本講演会の開催にご協力いただきました皆様に改めてお礼申し上げます。
本講演会の詳細は、下記のイベント情報ページをご覧ください。
- イベント名
- 第38回寒地土木研究所講演会
- 開催日時
- 令和6年(2024年)11月15日(金曜日) 12時30分~17時30分
- 会場
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かでる2・7
〒060-0002 北海道札幌市中央区北2条西7丁目1
- 基調講演
- 第9期北海道総合開発計画と寒地土木研究
北海道大学 創成研究機構データ駆動型融合研究創発拠点 客員教授(前 国土交通省北海道局長) 橋本 幸 氏
- 一般講演
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- 食料安全保障を支える北海道農業の生産力強化
寒地農業基盤研究グループ グループ長 佐々木 悟 - 快適で質の高い生活を実現する公共空間のリデザインに関する研究開発
地域景観チーム 上席研究員 福島 宏文 - オホーツク海における波浪研究~これまでの取り組み~
寒冷沿岸域チーム 主任研究員 岩﨑 慎介 - 極端化する雪氷災害に対応する防災・減災技術の開発
雪氷チーム 上席研究員 西村 敦史
- 食料安全保障を支える北海道農業の生産力強化
- 受講証明書の発行について
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公益社団法人 土木学会CPDプログラム(認定番号:JSCE24-1001、3.0単位)
一般社団法人 全国土木施工管理技士会連合会CPDS認定プログラム(プログラム番号:917519、形態コード101-2:3ユニット)
- 主催
- 国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所