キャッチフレーズ:体験 発見 寒地土研!
2023年度寒地土木研究所一般公開を、6月30日(金曜日)・7月1日(土曜日)の2日間にわたり開催しました。本年は、過去10年間では最多となる1,407名の皆様にご来場いただきました。
土木技術に触れる機会が少ない一般の方々にも当所の研究内容をわかりやすく伝えるため、各研究チームで様々な創意工夫を凝らし、体験コーナー等の設置や実験装置の紹介を行いました。中でも、寒冷沿岸域チームで行なった大型平面水槽による波と防波堤の実験や、寒地地盤チームで行った液状化の模型実験、寒地河川・水環境保全チームでのアイスジャム模型実験、また、耐寒材料チームでの「セメントであそぼう、つくろう」や、防災地質チームでの「石の名探偵になろう」等の体験型のコーナーは、多くの家族連れ来場者が集まりました。水利基盤チームでの「宙(そら)から視る北海道の農業」と題した、一年間の農地の変化を上空から見ることが出来るタイムラプスを活用したコーナーや、地域景観チームによる「ミニチュア模型で無電柱化を学ぶ体験コーナー」、寒地技術推進室による「小型ドローンの操作体験コーナー」など、本年新たに設けた体験コーナー等も多くの方に楽しんでいただきました。
来場者アンケートでは、「子どもが楽しめる体験コーナーがたくさんあった。また、大人も学べる要素もたくさんあった」「研究員の方のわかりやすい解説や質問への回答が大変勉強になりました」「どんな研究をしているのか全くの謎だったので、このような大規模な実験施設があるとは思わず、驚いた」など、たくさんのご意見をいただきました。アンケートで寄せられた多くの貴重なご意見・ご要望は来年の一般公開や研究所の活動に反映させていただきます。
たくさんのご来場ありがとうございました。来年も皆様のお越しをお待ちしております。
屋外会場の様子
寒冷沿岸域チームの大型平面水槽での波と防波堤の実験
寒地地盤チームの液状化模型実験
寒地河川・水環境保全チームのアイスジャム模型実験
耐寒材料チームの「セメントであそぼう、つくろう」
防災地質チームの「石の名探偵になろう」
水利基盤チームの「宙(そら)から視る北海道の農業」
地域景観チームのミニチュア模型で「無電柱化の街」を体験
寒地技術推進室の小型ドローンの操作体験コーナー
※本記事は、一般公開ページに「過去の一般公開 開催状況」として掲載していたものです。(再掲載日:2024年10月2日)