第38回 寒地土木研究所講演会のご案内
寒地土木研究所講演会は、積雪寒冷地における土木技術の研究開発及び成果等についてより多くの方々にご紹介する事を目的に毎年開催しています。
第38回目となる本年度は基調講演に、北海道大学 創成研究機構 データ駆動型融合研究創発拠点 客員教授の橋本 幸氏をお招きし、「第9期北海道総合開発計画と寒地土木研究」との演題で御講演いただくとともに、内部講師4名から研究成果について紹介いたします。
是非この機会に当研究所の研究成果をご覧頂きたいと思いますので、多くの皆様の参加をお待ちしております。
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タイトル
- 第38回 寒地土木研究所講演会
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開催日時
- 2024年11月15日(金) 13時10分~16時55分
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開場時間
- 12:30~
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会場
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かでる2・7
〒060-0002 札幌市中央区北2 条西7 丁目 道民活動センタービル会場MAP
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申込期間
- 2024年9月30日(月)09時00分~2024年11月12日(火)17時00分(受付終了)
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参加費
- 無料
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主催
- 国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所
ご案内パンフレット
CPD・CPDS
- 公益社団法人土木学会認定CPD
単位数:3.0 認定番号:JSCE24-1001
認定プログラム名:第38回寒地土木研究所講演会 - 一般社団法人全国土木施工管理技士会連合会認定CPDS
プログラム番号:917519
CPDS単位
形態コード:101-2分野 3ユニット
継続教育制度(CPD),(CPDS)プログラム
・公益社団法人土木学会認定CPDプログラム
・一般社団法人全国土木施工管理技士会連合会認定CPDSプログラム
形態コード101-2分野 3ユニット(年間取得ユニット上限:6ユニット)
・受講証明書は受講状況確認後(入退室時間管理)、1週間程度でご登録頂いたメールアドレス宛に配布いたします。
・受講証明は参加者ご自身による CPD・CPDS システムへの「自己登録」をお願い致します。
・他団体へCPD単位を登録する場合は、その団体の登録ルールに則って行われます。単位が認定されるかどうかは、直接その団体にお問い合わせください。
他団体の運営するCPD制度に関しては本事務局では回答いたしかねますのであらかじめご了承ください。
プログラム
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13:25~14:25
【基調講演】「第9期北海道総合開発計画と寒地土木研究」
北海道の未来を描く計画として本年3月に閣議決定された「第9期北海道総合開発計画」について、その背景や計画策定の経緯も交えながらそのポイントをご紹介いただくとともに、寒地土木研究所の行う研究との重なりや、現在取組んでいる第5期中長期計画研究プログラムへの期待についてお話いただきます。
前 国土交通省 北海道局長
北海道大学 創成研究機構 データ駆動型融合研究創発拠点 客員教授 橋本 幸 氏
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14:25~14:50
休憩(25分)
パネル展を12:30~17:30に同時開催していますので、休憩時間などを利用しどうぞご覧ください。(講演会場の隣で開催しております。)
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14:50~15:20
【一般講演】「食料安全保障を支える北海道農業の生産力強化」
世界人口の急増、気候変動及び地政学リスクにより、世界の食料供給は不安定化している。我が国の食料安全保障を支える北海道でも、食料供給力の脆弱化が懸念されている。北海道農業の持続的発展に向けて、農業生産性の向上と環境負荷の低減を研究開発によって両立することが求められており、寒地土木研究所の取組を紹介します。
寒地農業基盤研究グループ グループ長 佐々木 悟
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15:20~15:50
【一般講演】「快適で質の高い生活を実現する公共空間のリデザインに関する研究開発」
人口減少が進む地方小都市では、地域の魅力や活力の低下が懸念されており、美しい景観と良好な環境に溢れた快適で質の高い生活の実現が求められます。こうしたニーズの変化に合わせてインフラ空間を最適化(リデザイン)する技術として、観光地等の屋外公共空間の魅力向上や市街地の歩行空間の賑わい創出に関する研究開発を紹介します。
地域景観チーム 上席研究員 福島 宏文
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15:50~16:20
【一般講演】「オホーツク海における波浪研究」~これまでの取組~
海氷は波浪を減衰させる効果がある一方、我が国の北部に隣接するオホーツク海は、地球温暖化による海氷減少により、波浪の増大やそれに伴う様々な災害の多発が懸念されている。これまでオホーツク海の波浪に着目した研究例は少なく、波浪の最適な計算アルゴリズムや長期変動特性が未解明のままであった。本講演では、寒冷沿岸域チームで取り組んできたオホーツク海の波浪研究に関する研究成果を紹介します。
寒冷沿岸域チーム 主任研究員 岩﨑 慎介
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16:20~16:50
【一般講演】「極端化する雪氷災害に対応する防災・減災技術の開発」
近年極端化する雪氷災害の被害軽減に資するため、極端な冬期気象イベント時における雪氷災害の発生危険度を予測する技術の開発や、数値計算による防雪柵の性能評価手法の標準化、および防雪林の複合的配置など新たな防雪林の構造の提示等の技術開発に取り組んでおり、これらの内容や予測される成果について紹介します。
雪氷チーム 上席研究員 西村 敦史
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《基調講演》 講演者プロフィール
前 国土交通省 北海道局長
北海道大学 創成研究機構 データ駆動型融合研究創発拠点 客員教授 橋本 幸 氏
【職歴】
1964年生まれ
1992年 北海道大学大学院工学研究科修了
1992年 北海道開発庁採用
2017年 国土交通省北海道開発局 道路計画課長
2019年 JR北海道 執行役員 総合企画本部副本部長
2020年 国土交通省北海道開発局建設部長
2021年 国土交通省北海道開発局長
2022年 国土交通省北海道局長
2024年 北海道大学 創成研究機構 データ駆動型融合研究創発拠点 客員教授
2024年 国土交通省退職
会場のご案内
JR札幌駅 南口:徒歩13分
地下鉄 さっぽろ駅(10番出口):徒歩9分 大通駅(2番出口):徒歩11分
西11丁目駅(4番出口) :徒歩11分
JRバス 北1条西7丁目(停留所):徒歩4分
中央バス 北1条西7丁目(停留所):徒歩4分
公共地下歩道(地下歩行空間から北1条地下駐車場連絡口をお通りください)
1番出口:徒歩4分
【駐車場利用のお願い】
本会場では近郊駐車場の台数に限りがありますので、できるだけ公共交通機関をご利用ください。 また、お車でお越しの際はできるだけ乗り合わせてお越しください。 近隣施設や店舗への駐車および施設周辺の路上駐車は近隣住民の方へ多大なご迷惑をお掛けすることになりますので、ご遠慮いただくよう、ご理解とご協力をお願い致します。
寒地土木研究所のご紹介
寒地土木研究所の概要パンフレットをPDFで閲覧いただけます。
開発技術の紹介
寒地土木研究所で開発した、現場への適用の効果が高いと思われる技術を掲載しておりますのでご覧ください。
申し込み時に発行された二次元バーコード(QRコード)を持参し来場してください。受付にてQRコードリーダーにスマートフォン又は印刷された紙を入退場時にかざしていただくことで受付処理を行います。(QRコードは申し込み期間終了後に一斉通知致します)
CPD受講状況確認のため入退場時刻を管理していますので「入場時」「退場時(帰社等)」の2回必ずQRコードリーダーで読み取りをお願いします。
なお、途中入退場等の理由で記録された入退場時間が講演時間に対して不足する場合は、CPD受講証明書を発行できない場合がありますのでご留意願います。(プログラムの一部のみ参加の場合に実時間で受講証明書を発行することはできません。)
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国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所 寒地技術推進室
〒062-8602 札幌市豊平区平岸1条3丁目1番34号
TEL:011-590-4046(直通)FAX:011-590-4048
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