第37回 寒地土木研究所講演会のご案内
寒地土木研究所講演会は、積雪寒冷地における土木技術の研究開発及び成果等についてより多くの方々にご紹介する事を目的に毎年開催しています。
第37回目となる本年度は基調講演に、東北大学大学院工学研究科 教授 の 久田 真 氏 をお招きし 「誰一人取り残さないwell-beingな社会を目指して ~建設分野における地域の課題と解決への糸口~」 と題してご講演をいただきます。
また、一般講演として、当研究所の寒地河川チーム大串上席研究員、寒地機械技術チーム片野上席研究員、構造物メンテナンス研究センター橋梁構造研究石田グループ長から研究活動のご紹介を行います。
是非この機会に当研究所の研究成果をご覧頂きたいと思いますので、多くの皆様の参加をお待ちしております。
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タイトル
- 第37回 寒地土木研究所講演会
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開催日時
- 2023年11月9日(木) 14時00分~17時05分
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開場時間
- 13:00~
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会場
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かでる2・7
〒060-0002 札幌市中央区北2 条西7 丁目
道民活動センタービル会場MAP
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申込期間
- 2023年9月25日(月)00時00分~2023年11月7日(火)23時59分(受付終了)
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参加費
- 無料
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主催
- 国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所
ご案内パンフレット
CPD・CPDS
- 公益社団法人土木学会認定CPD
単位数:2.5 認定番号:JSCE23-1084 - 一般社団法人全国土木施工管理技士会連合会認定CPDS
プログラム番号:833148
CPDS単位
形態コード:101-1 2ユニット
形態コード:101-2 1ユニット
継続教育制度(CPD),(CPDS)プログラム
・公益社団法人土木学会認定CPDプログラム
・一般社団法人全国土木施工管理技士会連合会認定CPDSプログラム
形態コード101-1分野 2ユニット
形態コード101-2分野 1ユニット(年間取得ユニット上限:6ユニット)
・受講証明書は受講状況確認後(入退室時間管理)、1週間程度でご登録頂いたメールアドレス宛に配布いたします。
・受講証明は参加者ご自身による CPD・CPDS システムへの「自己登録」をお願い致します。
・他団体へCPD単位を登録する場合は、その団体の登録ルールに則って行われます。単位が認定されるかどうかは、直接その団体にお問い合わせください。
他団体の運営するCPD制度に関しては本事務局では回答いたしかねますのであらかじめご了承ください。
プログラム
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14:10~15:10
基調講演 誰一人取り残さないwell-beingな社会を目指して ~建設分野における地域の課題と解決への糸口~
我が国では、デジタルトランスフォーメーション(DX)、グリーントランスフォーメーション(GX)など、誰一人取り残さないwell-beingな社会へ向けた取組みが加速している。その一方で、建設分野での担い手不足をはじめ、大規模自然災害やインフラ老朽化への対応の遅れなどが懸念されている。
本講演では、2023年から開始されたSIP第3期の概要も交えつつ、建設分野における地域の課題と解決への糸口について概説します。
東北大学大学院工学研究科 教授 久田 真 氏
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15:10~15:30
休憩(20分)
パネル展を13:00~17:30に同時開催していますので、休憩時間などを利用しどうぞご覧ください。
(講演会場の隣で開催しております。)
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15:30~16:00
一般講演 「河川管理の高度化、効率化に向けた技術開発」
担い手不足やインフラ老朽化が進む中、河川管理の高度化・効率化が求められています。
河岸侵食が生じている箇所をCCTV画像で検知して管理者に知らせるシステムの開発や、出水前の堤防点検でドローンを活用する取り組み、出水時に的確な樋門操作が行えるように作業者を支援するシステムの開発を紹介します。
また、洪水を安全に流す上で障害となる河道内に繁茂する樹林の抑制について、河川管理者と取り組む最新の知見を紹介します。
寒地土木研究所 寒地河川チーム 大串 弘哉
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16:00~16:30
一般講演 「道路除雪(運搬排雪)のDX化について」
道路管理者は、冬期間の交通流確保のため、運搬排雪を実施していますが、その実施時期、工法は、除雪従事者の経験に支えられています。また、除雪従事者の減少、高齢化により、担い手確保も困難な状況です。そのため、適切な作業体制の構築や熟練者でなくても最適な作業を実施できるよう、オペレータへの操作支援が必要です。
そこで、堆雪量計測と作業計画支援のデジタル化及びロータリ除雪車の機械操作の自動化について紹介します。
寒地土木研究所 寒地機械技術チーム 片野 浩司
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16:30~17:00
一般講演 「予防保全を実現するためのメンテナンスサイクルに向けた技術開発」
道路橋やトンネルの定期点検が平成26年に義務化され、5年に一度の定期点検が2巡目に入っていますが、今後は予防保全による老朽化対策が重要となっています。土木研究所では橋梁診断支援AIシステムを開発するとともに、予防保全を実現するために床版土砂化、河床洗掘、コンクリート橋の塩害などの点検・診断・措置技術を開発しており、これらの技術開発の状況と今後の展望について紹介します。
構造物メンテナンス研究センター 橋梁構造研究グループ長 石田 雅博
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《特別講演》 講演者プロフィール
東北大学大学院工学研究科 教授
同 インフラ・マネジメント研究センター(IMC) センター長
久田 真 Hisada Makoto
【学歴】
1990年3月 京都大学工学部交通土木工学科 卒業
【職歴】
1990年4月 株式会社 鴻池組
1991年4月 東京工業大学 工学部 助手
1998年3月 新潟大学 工学部 助教授
2002年4月 独立行政法人 土木研究所 技術推進本部 主任研究員
2005年4月 東北大学大学院工学研究科 助教授
2007年4月 東北大学大学院工学研究科 准教授
2009年10月 東北大学大学院工学研究科 教授 ~ 現在に至る
2014年1月 東北大学大学院工学研究科 インフラ・マネジメント研究センター センター長 ~ 現在に至る
2023年4月 東北大学 グリーン未来創造機構 グリーンクロステック研究センター 副センター長 ~ 現在に至る
【学会及び社会における活動等】
2018年4月-現在 仙台市、廃棄物対策審議会 会長
2019年4月-現在 国土交通省 道路局、道路技術懇談会 会長
2020年4月-現在 経済産業省、日本産業標準調査会 土木技術専門委員会 委員長
2020年5月-現在 土木学会、インフラメンテナンス総合委員会 副委員長
2021年11月-現在 国土交通省 社会資本整備審議会 社会資本メンテナンス戦略小委員会 委員
2023年4月-現在 内閣府、第3期 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP) プログラムディレクター
【受賞歴】
2017年12月 日本アセットマネジメント協会、第1回JAAM賞
2018年3月 内閣府、第1回オープンイノベーション大賞(国土交通大臣賞)
2019年6月 日本コンクリート工学会、日本コンクリート工学会賞(功労賞)
2021年5月 土木学会、土木学会賞 吉田賞(論文部門)
会場のご案内
JR札幌駅 南口:徒歩13分
地下鉄 さっぽろ駅(10番出口):徒歩9分 大通駅(2番出口):徒歩11分
西11丁目駅(4番出口) :徒歩11分
JRバス 北1条西7丁目(停留所):徒歩4分
中央バス 北1条西7丁目(停留所):徒歩4分
公共地下歩道(地下歩行空間から北1条地下駐車場連絡口をお通りください)
1番出口:徒歩4分
【駐車場利用のお願い】
本会場では近郊駐車場の台数に限りがありますので、できるだけ公共交通機関をご利用ください。 また、お車でお越しの際はできるだけ乗り合わせてお越しください。 近隣施設や店舗への駐車および施設周辺の路上駐車は近隣住民の方へ多大なご迷惑をお掛けすることになりますので、ご遠慮いただくよう、ご理解とご協力をお願い致します。
寒地土木研究所のご紹介
寒地土木研究所の概要パンフレットをPDFで閲覧いただけます。
開発技術の紹介
寒地土木研究所で開発した、現場への適用の効果が高いと思われる技術を掲載しておりますのでご覧ください。
申し込み時に発行された二次元バーコード(QRコード)を持参し来場してください。受付にてQRコードリーダーにスマートフォン又は印刷された紙を入退場時にかざしていただくことで受付処理を行います。(QRコードは申し込み期間終了後に一斉通知致します)
CPD受講状況確認のため入退場時刻を管理していますので「入場時」「退場時(帰社等)」の2回必ずQRコードリーダーで読み取りをお願いします。
なお、途中入退場等の理由で記録された入退場時間が講演時間に対して不足する場合は、CPD受講証明書を発行できない場合がありますのでご留意願います。(プログラムの一部のみ参加の場合に実時間で受講証明書を発行することはできません。)
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お問合せ先
国立研究開発法人 土木研究所 寒地土木研究所 寒地技術推進室
〒062-8602 札幌市豊平区平岸1条3丁目1番34号
TEL:011-590-4046(直通)FAX:011-590-4048
MAIL:kouenkai-1@ceri.go.jp